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Kiro CLI インストール&利用ガイド【macOS·Linux·WSL·CloudShell】

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1️⃣ Kiro CLI とは?

概要
Kiro CLI は、AWS 上で稼働する AI エージェントをターミナルから直接操作できる公式コマンドラインツールです。Linux/macOS 向けにバイナリが配布されており、MCP(Managed Control Plane)との連携設定やエージェントの起動・停止・対話をすべて CLI だけで完結できます。

主な利用シーン

シーン コマンド例 効果
開発者がスクリプトから LLM に問い合わせ kiro chat "質問" 手軽に応答取得、CI/CD への組み込みが容易
管理者が複数リージョンの設定を同期 kiro mcp sync 設定ミスを防ぎつつ一括管理
テスト自動化 kiro agent start && kiro chat "テスト" エージェント起動→対話までをシェルで完結

2️⃣ 安全なインストール方法

2.1 公式ワンライナーの仕組み

  • HTTPS による暗号化通信を使用し、MITM 攻撃のリスクが極めて低い。
  • ダウンロードしたスクリプトは GitHub リポジトリ https://github.com/kirodev/cli で公開され、署名検証や内容確認が可能。

推奨手順(安全性を最優先)

-f(エラー時終了)と -sS(エラーメッセージ出力)のオプションにより、ダウンロード失敗や HTTP エラーが即座に検知できます。

2.2 Homebrew(macOS)でのインストール

Homebrew が提供する自動アップデート機能 (brew upgrade kiro-cli) を利用でき、PATH の設定も自動化されます。Homebrew が未導入の場合は上記の公式ワンライナーを使用してください。

2.3 Linux(Ubuntu/Debian 系)でのインストールと PATH 設定

which kiro でバイナリの所在が確認できればインストール完了です。

2.4 Windows 環境

公式ドキュメント(https://kiro.dev/docs/cli/overview/)によると、Windows 向けのネイティブバイナリは提供されていません。そのため、WSL2 上の Linux ディストリビューションを利用するのが唯一の公式サポート手段です。

WSL2 + Ubuntu の導入手順

  1. PowerShell(管理者)で WSL と Ubuntu を有効化

powershell
wsl --install -d Ubuntu
# 再起動を促されたら実行

  1. Ubuntu ターミナルで公式インストーラを実行

bash
curl -fsSL https://cli.kiro.dev/install | bash

  1. PATH が通っていない場合は ~/.profile に追記

bash
echo 'export PATH=$PATH:/usr/local/bin' >> ~/.profile
source ~/.profile

ポイント:Windows で直接 kiro コマンドを実行したい場合は、Microsoft Store から「Linux」アプリケーション(例: Ubuntu)をインストールし、上記手順を踏む必要があります。

2.5 AWS CloudShell でのワンクリックセットアップ

CloudShell はブラウザベースの Linux 環境です。以下だけ実行すれば即座に Kiro CLI が利用可能になります。

必要な IAM 権限

公式ドキュメントでは「Kiro の API にアクセスできる権限が必要」とだけ記載されており、具体的なポリシー名は示されていません。以下は一例ですので、本番環境で使用する際は必ず最新の公式ガイドを確認してください

上記カスタムポリシーを作成し、対象ユーザー/ロールにアタッチしてください。

※ 「KiroFullAccess」という名前のマネージドポリシーは公式には存在しないため、実際に使用する際は「Kiro の API に必要な権限」を明示したカスタムポリシーを作成するか、公式が提供するサンプルポリシーを参照してください。


3️⃣ 初回ログインと動作確認

認証に成功するとターミナルに「Login succeeded」と表示され、kiro chat の結果がそのまま返ってきます。


4️⃣ よくあるエラーとトラブルシューティング

エラー 主な原因 確認・対処法
curl: (6) Could not resolve host DNS/プロキシ設定が未構成 echo $http_proxy $https_proxy を確認し、必要なら環境変数に設定。dig cli.kiro.dev で名前解決をテスト
bash: kiro: command not found PATH に /usr/local/bin が含まれていない echo $PATH で確認後、export PATH=$PATH:/usr/local/bin をシェルプロファイルに追記
Permission denied(インストール時) スクリプト実行権限または sudo が不足 chmod +x kiro-install.sh && sudo bash kiro-install.sh
Login failed: MFA required アカウントで MFA が必須なのにオプション未指定 kiro login --mfa を使用し、認証アプリのコードを入力
WSL2 network unreachable Windows の VPN/ファイアウォールが WSL2 のネットワークを遮断 VPN を一時的に切るか、Windows ファイアウォールで wsl.exe にインターネットアクセス許可を付与

追加チェックリスト

  1. TLS 証明書の有効期限
    openssl s_client -connect cli.kiro.dev:443 -servername cli.kiro.dev </dev/null | openssl x509 -noout -dates

  2. インストールされたバイナリのハッシュ検証(公式が提供する場合)
    bash
    sha256sum /usr/local/bin/kiro
    # 公式ドキュメントに記載されたハッシュと比較

  3. 最新バージョンへのアップデート

  4. macOS: brew upgrade kiro-cli
  5. Linux: 再度公式ワンライナーを実行(上書きインストール)

5️⃣ サポート情報と学習リソース

種類 URL
インストール公式ガイド https://kiro.dev/docs/cli/installation/
コマンドリファレンス https://kiro.dev/docs/cli/commands/
GitHub(Issue / FAQ) https://github.com/kirodev/cli
コミュニティフォーラム・Slack 公式サイト「サポート」ページから参加申請

公式ドキュメントは随時更新されます。
インストール手順や IAM 権限に関して不明点がある場合は、まず上記の最新版をご確認ください。


まとめ

  • プラットフォーム別の推奨インストール方法を把握し、公式ワンライナーまたは Homebrew を利用する。
  • Windows はネイティブ CLI が未提供なので、WSL2 + Ubuntu が唯一の公式サポート手段であることを留意。
  • IAM 権限は 「KiroFullAccess」等の既存マネージドポリシーは存在しない ため、公式が提示するカスタムポリシーを作成して付与する。
  • 初回ログイン後にバージョン確認と簡単な kiro chat テストを行えば、環境構築は完了です。

このガイドを手元に置いておけば、Kiro CLI の導入からトラブルシューティングまで一通りカバーできます。ぜひ実務で活用してください。

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