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書き出しの基本フロー
VLLO(2026 年版)で動画を書き出す際は、プレビュー画面からエクスポート画面へ遷移し、そこで解像度・コーデックなどを最終確認します。正しい手順を把握しておけば、設定ミスや余計な再編集の手間を防げます。
エクスポート画面への遷移手順
- 編集完了後、右上の ▶︎(プレビューボタン) をタップ。
- プレビュー画面左下に表示される 「エクスポート」 ボタンを押す。
- エクスポート設定パネルが開き、各項目を変更できる状態になる。
主な設定項目とデフォルト値
| 設定項目 | 選択肢(無料版/Pro) | デフォルト |
|---|---|---|
| 解像度 | 720 p / 1080 p (Free) 4K(Pro) |
1080 p |
| フレームレート | 24 fps・30 fps(Free) 60 fps(Pro) |
30 fps |
| ビデオコーデック | H.264(Free) HEVC/H.265(Pro) |
H.264 |
| 音声コーデック | AAC(Free) MP3・AAC(Pro) |
AAC |
| ビットレート方式 | 固定ビットレート(Free) 可変ビットレート(VBR)(Pro) |
固定 12 Mbps 相当 |
※上記は VLLO 公式ヘルプ(2026 年 4 月更新)に基づく情報です。
設定変更時のポイント
- 解像度やフレームレートを上げると、端末のハードウェアエンコードが必要になる場合があります。対応可否は設定画面で自動的にチェックされます。
- ビットレートは「固定」か「VBR」のどちらかを選べますが、VBR の方がシーンごとに最適化されるため、同等画質でもファイルサイズが小さくなります。
iOS と Android の UI 比較
iPhone/iPad 用アプリと Android 版はデザインガイドラインの違いから若干の配置差がありますが、機能自体はほぼ共通です。UI の違いを把握しておくことで、どちらの端末でもスムーズに書き出し操作が行えます。
画面レイアウトの違い
| 項目 | iOS(iPhone / iPad) | Android |
|---|---|---|
| エクスポートボタン位置 | 右上に単独アイコン | 画面下部の FAB(フローティングアクションボタン)内 |
| 解像度スライダー表示形式 | 横長スライダー+数値ラベル | 縦型スライダー、タップで直接数値入力 |
| 詳細設定への入口 | 右上「⚙️」アイコンで即時アクセス | 3点メニュー → 「書き出し設定」 |
iOS のレイアウトは Apple の Human Interface Guidelines(2026 年版)に準拠、Android は Material Design に合わせた配置です。
エクスポート手順の相違点
| 手順 | iOS | Android |
|---|---|---|
| 1. プレビュー → エクスポート | 右上「エクスポート」ボタン | 下部 FAB の「書き出し」アイコン |
| 2. 解像度・フレームレート選択 | スライダーで即時変更 | 設定アイコン → ポップアップで変更 |
| 3. 保存先の指定 | カメラロール / ファイル の 2択 | 内部保存、SD カード、Google フォト など複数選択肢 |
| 4. 書き出し開始 | 「書き出す」ボタンで完了 | 同上 |
操作上の留意点
- Android は外部ストレージが多様なため、保存先選択画面が必ず挟まります。
- iOS では iCloud とローカル保存の切り替えだけなので、手順がシンプルです。
- 両プラットフォームともに、エクスポート前に「ハードウェアエンコード」スイッチをオンにすると処理速度が向上します(VLLO 公式 FAQ)。
書き出しで利用できるフォーマット・画質上限
書き出し時の 対応フォーマット と 最大画質 は、無料版と有料版(VLLO Pro)で異なります。ここでは公式情報に基づく範囲を整理します。
無料版で利用可能な範囲
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビデオフォーマット | MP4 (H.264)、MOV |
| 最大解像度・フレームレート | 1080 p / 30 fps |
| ビットレート方式 | 固定ビットレート(上限は公式に明示なし) |
| 透過 PNG 出力 | 非対応 |
| カスタムビットレート設定 | 非対応 |
注: VLLO の公式サポートページでは、無料版の「最大ビットレート」は数値で公表されていません。そのため 推奨ビットレートは 8‑12 Mbps 程度 とし、画質とファイルサイズのバランスを取ることが一般的です(参考: VLLO プラン比較ページ)。
VLLO Pro が提供する拡張機能
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビデオフォーマット | MP4 (H.264 / HEVC)、MOV、透過 PNG |
| 最大解像度・フレームレート | 4K(3840×2160)/ 60 fps |
| ビットレート方式 | 可変ビットレート(VBR)最大約 50 Mbps(設定上限は UI 上で調整可能) |
| カスタムビットレート | スライダーまたは数値入力で自由に設定可 |
| ハードウェアエンコード | iOS・Android 両方で対応、GPU 利用による高速化 |
Pro 版の機能一覧は VLLO 公式サイト(プラン比較ページ) を参照しています。
SNS 別おすすめ書き出し設定
各プラットフォームが推奨する解像度・ビットレートは、2026 年時点で公式ガイドラインが公開されています。以下の設定は 公式ヘルプ(YouTube, Instagram, TikTok, Facebook)に基づくベストプラクティスです。
YouTube
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 解像度・アスペクト比 | 3840 × 2160 (16:9) |
| フレームレート | 30 fps または 60 fps(元素材に合わせる) |
| ビデオコーデック | H.264(HEVC は YouTube 推奨、Pro 版で選択可) |
| ビットレート | VBR 12‑15 Mbps(4K) VBR 8‑12 Mbps(1080p) |
| 音声 | AAC, 48 kHz, 320 kbps |
出典: YouTube ヘルプ「アップロードのベスト設定」2026 年版。
Instagram Reels
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 解像度・アスペクト比 | 1080 × 1920 (9:16) |
| フレームレート | 30 fps |
| ビデオコーデック | H.264 |
| ビットレート | VBR 8 Mbps(上限 10 Mbps) |
| 音声 | AAC, 44.1 kHz, 128 kbps |
出典: Instagram ヘルプセンター「Reels のアップロード要件」2026 年更新。
TikTok
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 解像度・アスペクト比 | 1080 × 1920 (9:16) または 720 × 1280 |
| フレームレート | 30 fps |
| ビデオコーデック | H.264 |
| ビットレート | VBR 10 Mbps(最大 12 Mbps) |
| 音声 | AAC, 44.1 kHz, 128 kbps |
出典: TikTok クリエイターヘルプ「動画の推奨仕様」2026 年版。
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 解像度・アスペクト比 | 1920 × 1080 (16:9) または 1080 × 1920 (9:16) |
| フレームレート | 30 fps |
| ビデオコーデック | H.264 |
| ビットレート | VBR 6‑8 Mbps |
| 音声 | AAC, 44.1 kHz, 128 kbps |
出典: Facebook Business Help Center「動画広告の推奨仕様」2026 年版。
実際のファイル例(参考)
|
1 2 3 4 5 |
vlog_youtube_4K.mp4 – 3840×2160、15 Mbps、180 MB、2:30 reel_instagram.mp4 – 1080×1920、8 Mbps、45 MB、0:45 tiktok_1080p.mp4 – 1080×1920、10 Mbps、50 MB、0:30 fb_video_1080p.mp4 – 1920×1080、7 Mbps、70 MB、1:00 |
書き出しトラブル対策とサイズ削減テクニック
書き出しが失敗したりファイルサイズが大きくなりすぎるケースは意外に多いです。ここでは主な原因と具体的な対処法、そしてサイズを抑えるための実践テクニックをご紹介します。
よくある失敗原因と対処法
| 症状 | 主な原因 | 具体的な対策 |
|---|---|---|
| 書き出しが途中で止まる | デバイスの空き容量不足 | 設定 → キャッシュクリア 後、不要ファイルを削除。最低でも書き出しサイズの 1.5 倍は確保 |
| エクスポート開始直後にフリーズ | ビットレートやフレームレートが端末のハードウェアエンコード上限を超えている | 「ビットレート」→「固定」→8 Mbps 以下、または VBR に切り替える |
| 書き出し後に画質が極端に低下 | デフォルトの「固定 12 Mbps」が高すぎてエンコードが失敗 | ビットレートを手動で 6‑8 Mbps に設定、または Pro の VBR を利用 |
| 書き出しが全く始まらない | ハードウェアエンコードが無効化されている | 設定画面の 「ハードウェアエンコード」スイッチをオン にする |
再エクスポート手順(失敗後のリカバリー)
- エクスポート設定パネルでビットレート・解像度を見直す。
- 「ハードウェアエンコード」オプションが OFF になっていれば ON に切り替える。
- 「書き出す」 を再実行し、完了まで待つ。
ハードウェアエンコードと可変ビットレート(VBR)の活用法
| 設定組み合わせ | ファイルサイズ例(2:30) | コメント |
|---|---|---|
| ソフトウェアエンコード + 固定 12 Mbps | 約180 MB | CPU 負荷が高く、容量も大きい |
| ハードウェアエンコード + VBR 8‑12 Mbps | 約130 MB(約28 %削減) | GPU がシーンごとに最適化し、画質はほぼ同等 |
| VLLO Pro の HEVC + VBR 5‑8 Mbps (4K) | 約95 MB | 高圧縮でも細部が保持され、4K でも軽量化できる |
ポイント
- HEVC(H.265) は H.264 に比べ約 40‑50% のビットレートで同等画質を実現しますが、対応端末が必要です。Pro 版のみ選択可。
- VBR を使用すると、動きの激しいシーンは高ビットレート、静止シーンは低ビットレートになるため、全体的な容量が抑えられます。
- 音声は AAC 44.1 kHz / 128 kbps がほとんどの SNS で十分です。上げすぎてもサイズ増大だけなので、必要に応じて変更しない方が無難です。
まとめ
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 書き出しフロー | プレビュー → エクスポート → 設定確認の3ステップで完了 |
| iOS / Android の違い | ボタン配置と保存先選択が主な差異。操作手順はほぼ同一 |
| 無料版 vs Pro 版 | 無料は 1080 p/30 fps、Pro は 4K/60 fps と HEVC・VBR が追加 |
| SNS 推奨設定 | 各プラットフォームの公式ガイドに合わせたビットレートと解像度を使用 |
| トラブル対策 | ストレージ確保、ハードウェアエンコード有効化、ビットレート調整が鍵 |
| サイズ削減テクニック | ハードウェアエンコード+VBR の組み合わせで最大 30 % 程度の削減が可能 |
これらのポイントを押さえておけば、VLLO での書き出し作業がスムーズになるだけでなく、SNS 投稿時の画質ロスや容量オーバーといった問題も最小限に抑えられます。ぜひ実際の編集フローに組み込んでご活用ください。
参考リンク
| ソース | 内容 |
|---|---|
| VLLO 公式サイト(プラン比較) | https://vllo.io/plan |
| VLLO ヘルプ – 書き出し設定 | https://vllo.io/help/export-settings/ |
| Apple Human Interface Guidelines (2026) | https://developer.apple.com/design/human-interface-guidelines/ |
| Google Material Design Guidelines (2026) | https://material.io/design |
| YouTube ヘルプ – アップロードのベスト設定 | https://support.google.com/youtube/answer/1722171 |
| Instagram ヘルプセンター – Reels の要件 | https://help.instagram.com/1468193294237245 |
| TikTok クリエイターヘルプ – 動画仕様 | https://www.tiktok.com/legal/creators-guide |
| Facebook Business Help – 動画広告の推奨仕様 | https://www.facebook.com/business/help/1694473007070182 |