Streamlabs

Streamlabs vs OBS Studio 徹底比較 – 機能・性能・料金まとめ

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1. 基本概要とライセンス形態

項目 Streamlabs Desktop OBS Studio
提供元 Streamlabs(米) OBS Project(国際的オープンソースコミュニティ)
配布形態 Windows / macOS のスタンドアロンアプリ(公式サイトからダウンロード) Windows / macOS / Linux 向けバイナリ(GitHub リポジトリから取得)
ライセンス 基本無料。2025 年 1 月に Prime プランが拡張され、年額 $119(≈¥16,000)または月額 $12.99(≈¥1,400)でプレミアム機能を提供【①】 MIT ライセンスの完全オープンソース。料金は一切発生せず、全機能が無償で利用可能
主な対象ユーザー 初心者・中級者向けに「ウィジェット」「アラート」等を標準装備し、設定の手間を最小化 中級者以上・開発者志向。プラグインやスクリプトで自由度の高いカスタマイズが可能

ポイント
- 無料範囲はほぼ同等ですが、Streamlabs Desktop は広告表示(無料版)と有料の Prime が併存するハイブリッドモデルです。
- OBS Studio は「完全に無償」かつ「ソースコードが公開」されているため、企業利用や再配布も制限なしで行えます。


2. 主要機能比較

機能 Streamlabs Desktop OBS Studio
シーン・ソース管理 テンプレートベースのドラッグ&ドロップ UI。20 種類以上の「Gaming」「IRL」等プリセットが公式ストアに掲載【②】 完全自由設計。プロファイル切替で複数構成を簡単に保存・呼び出し可能
オーバーレイ & アラート 内蔵の「Alert Box」やフォローワイヤー、ドネーション表示が数クリックで有効化【③】 外部サービス(StreamElements, Streamlabs Cloud)と連携するか、obs-websocket+プラグインで実装
チャット・投げ銭ウィジェット アプリ内サイドバーに Twitch/YouTube チャットを統合。投げ銭・投票ウィジェットがデフォルトで利用可能【④】 OBS.Live(旧 StreamElements)や obs-websocket + カスタム HTML ソースで代替
録画 / 配信設定 ビットレート・解像度のプリセットが多数。初心者向けに「自動最適化」スイッチあり【⑤】 エンコードパラメータは手動設定が基本。高度なプロファイルはプラグインで拡張
音声ミキシング 基本的な音量バランスとノイズゲートを GUI で提供 Advanced Audio Mixer が標準搭載(2025 年版)で個別エフェクトや VST プラグインが使用可能【⑥】
AI 機能 Prime 会員限定で「AI チャットモデレーション」β版を提供【①】 コミュニティ製スクリプト(Python/JS)で実装可能だが、標準機能はなし

結論
- 初心者・すぐに配信したい人 → Streamlabs Desktop が UI で完結。
- 高度なカスタマイズや自作プラグインを活用したい人 → OBS Studio が最適。


3. PC 負荷とパフォーマンスベンチマーク

3‑1. 測定条件(2025 年 2 月実施)

項目 内容
ハードウェア Intel Core i7‑13700K / NVIDIA RTX 4070 (8 GB VRAM) / DDR4 32 GB
ソフトバージョン Streamlabs Desktop 1.23.0、OBS Studio 30.2.0
配信設定 解像度 1080p60、ビットレート 6000 kbps、NVENC ハードウェアエンコード使用
測定ツール Windows Performance Recorder + GPUView、平均 5 分間の連続配信で取得した CPU/GPU 使用率
データ出典 独立系レビューサイト「TechStream」 が実施し、公開レポートに基づく【⑦】

3‑2. 結果概要

ソフト 平均 CPU 使用率* 平均 GPU 使用率* 主な差異
OBS Studio 7.2 % 5.1 % 軽量コア設計とプラグイン非ロード状態でのベースライン
Streamlabs Desktop 11.4 % 6.3 % デフォルトで多数ウィジェット・オーバーレイが描画されるため若干負荷増

*CPU は全コア平均、GPU はエンコードに占有された割合。

考察

  • 両者とも NVENC(New) を自動選択し、ハードウェアエンコード効率は同等です。
  • Streamlabs Desktop の方が「ウィジェットを常時描画」している点が CPU 負荷増の主因です。必要に応じて Performance Mode(Prime 機能)で無駄な UI を非表示にすれば、差は 3 % 前後まで縮小できます【①】。

実務的アドバイス
- CPU が余裕のある環境 → 差はほぼ感知できないので機能性重視で選択可。
- 低スペック PC(i5 系列・GTX 1650 以前) → OBS Studio の方が安定しやすく、負荷軽減策を自前で組める点が有利。


4. カスタマイズ性とエコシステム

4‑1. プラグイン・スクリプトの数と出典

  • OBS Studio:公式プラグインリポジトリ(obsproject.com/forum/resources)に掲載されているプラグインは 1,274 件(2025‑03 時点)。GitHub 上の obs-studio/plugins ディレクトリでも随時追加が行われています【⑧】。
  • Streamlabs Desktop:公式マーケットプレイスに掲載されているサードパーティ製プラグインは 約 150 件 に留まります(主にスクリプトや API 連携)【②】。

4‑2. テンプレート・デザイン資産

項目 Streamlabs Desktop OBS Studio
テンプレート数 500 種類以上(有料・無料混在)。Prime 会員は全テンプレートを広告なしで利用可能【①】 非公式コミュニティが提供する .json シーンコレクションが多数。公式ストアは未整備
入手方法 アプリ内「Template Store」から検索・プレビュー可能 Reddit r/obs、Discord 共有チャンネル、GitHub リポジトリ等でフリー配布

4‑3. カスタマイズのハードル

  • OBS Studio
  • 利点 – ソースコードが公開されているため、独自プラグイン開発や UI の改造が自由。
  • 課題 – 初期設定は最小構成なので、機能をフルに活かすにはプラグイン選定と設定作業が必要。

  • Streamlabs Desktop

  • 利点 – UI が「ウィザード」形式で初心者でも数クリックで完了。
  • 課題 – カスタマイズ性は「公式テンプレート+Prime」の枠に収まり、独自ロジックを組み込みづらい。

5. 料金・サポート情報(2025 年アップデート)

5‑1. 価格体系

ソフト 無料プラン 有料プラン(2025‑03 時点)
Streamlabs Desktop 完全無料(広告表示あり) Prime:年額 $119 / 月額 $12.99。主な特典はプレミアムテンプレート、AI モデレーション、広告非表示、優先サポート【①】
OBS Studio 完全無料・オープンソース なし(プラグインは個別に有料の場合あり)

備考:価格は米ドル表記。為替レート変動により日本円換算は概算です。

5‑2. サポートチャネル

チャネル Streamlabs Desktop OBS Studio
公式フォーラム なし(Discord が中心) obsproject.com/forum:週平均 150 件以上の投稿【⑨】
Discord / Slack 公式 Discord(約 30,000 人参加)。Prime 会員は専用サポートチャンネルあり【①】 非公式 OBS Discord(約 20,000 人)でリアルタイム質問が可能
ドキュメント ヘルプセンターに動画チュートリアル多数。検索機能は改善中【③】 詳細な開発者向け Wiki と API リファレンスが充実
有料サポート Prime 会員限定の 24 時間以内返信保証(メール)【①】 コミュニティベース。公式からの有償サポートは提供していない

5‑3. アップデートハイライト(2025 年リリース)

ソフト 主な改善点
Streamlabs Desktop - GPU パフォーマンスモード:低スペック PC 向けにエンコード負荷自動最適化
- AI チャットモデレーション(β):不適切コメントをリアルタイムで除外
- テンプレートストア UI 改良(検索高速化、プレビューサイズ拡大)
OBS Studio - マルチインスタンスサポート:同一 PC 上で複数配信プロファイルを同時起動可能に
- Advanced Audio Mixer がコアに統合され、VST プラグインの GUI 設定が簡素化
- デフォルトで NVENC (New) が有効化され、最新 GPU への最適化が自動的に適用

6. どちらを選ぶべきか – 推奨シナリオ別まとめ

シナリオ 推奨ソフト 理由
1. 初めてライブ配信を始める(機材はミドルスペック) Streamlabs Desktop ウィジェット・アラートが標準装備で設定手間が最小。Prime が不要でも基本機能は無料で利用可能。
2. 予算ゼロでフルカスタマイズしたい OBS Studio 完全オープンソースかつプラグイン数が圧倒的に多く、独自スクリプトや UI 改造が自由。
3. 複数配信プラットフォームで同時運用したい(Twitch・YouTube・Facebook) Streamlabs Desktop(Prime) プラットフォーム横断のウィジェットが統合され、AI モデレーションでコメント管理も楽に。
4. 低スペック PC(i5‑12400 / GTX 1650)で配信したい OBS Studio ベンチマーク上の CPU 負荷差が顕著。プラグインで不要機能をオフにできる点も有利。
5. 配信用に高度な音声処理(VST エフェクト・多トラックミキシング) OBS Studio Advanced Audio Mixer が標準搭載され、プラグインで更なる拡張が可能。
6. ビジネス利用でサポート体制が必須 Streamlabs Desktop(Prime) 有料会員向けに優先メールサポートと専用 Discord チャンネルを提供。

7. 参考文献・出典一覧

  1. Streamlabs Official Site – Prime プラン情報 (2025/01 更新). https://streamlabs.com/prime
  2. Template Store – テンプレート数 (2025/03 時点). https://streamlabs.com/templates
  3. Streamlabs Desktop – 機能概要 (公式ヘルプ). https://support.streamlabs.com/hc/en-us/articles/360045123331-Desktop-Features
  4. TechStream「OBS vs Streamlabs Benchmark Report」 (2025/02). https://techstream.io/reports/obs-vs-streamlabs-benchmark
  5. KERO NOTE – 配信設定ガイド(参考) (2024/12). https://keronote.jp/guides/streaming-settings (※ベンチマークは独自測定データではなく、上記 TechStream の二次情報)
  6. OBS Project – Advanced Audio Mixer プラグイン (2025/03 リリースノート). https://obsproject.com/forum/resources/advanced-audio-mixer.1234/
  7. TechStream Benchmark Methodology (2025/02). PDF ダウンロード: https://techstream.io/docs/benchmark-methodology.pdf
  8. OBS Studio Plugin Repository – 現在のプラグイン総数 (2025/03). https://obsproject.com/forum/resources/ (検索結果に基づく集計)
  9. OBS Community Forum Activity Statistics (2025 Q1). https://obsproject.com/forum/stats

最終的な選択は「配信の目的」×「使用環境」×「予算」の 3 要素で決まります。 本稿がそれぞれの要件に対する長所・短所を明確に示したことで、適切なツール選びの判断材料になれば幸いです。

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