GoogleWorkspace

2026年版Google Workspaceプラン徹底比較:Starter・Standard・Business Plusの容量と料金

ⓘ本ページはプロモーションが含まれています

スポンサードリンク

1. 各プランの基本スペック(2024 / 2025 年時点)

プラン ユーザーあたりのストレージ上限* 月額料金(日本円/ユーザー)**
Business Starter 30 GB ¥680
Business Standard 2 TB (=2,000 GB) ¥1,360
Business Plus 5 TB (=5,000 GB) ¥2,040

*「ユーザーあたりの上限」は、個人用 Drive(My Drive)に適用されます。
**料金は税抜き・年額払いを想定した月割です。

重要:Google Workspace のストレージは「プール方式」で管理されています。組織全体で合計できる容量は、ユーザー数 × 各プランの上限 ですが、実際に利用できるのは Shared Drive(共有ドライブ)に対してのみ「プールされた」総容量が適用されます。個人用 Drive は上記の個別上限を超えて使用できません。

2. ストレージ容量の計算例

2‑1. TB 換算の前提

  • 1000 GB = 1 TB(SI単位、一般的にクラウドサービスで用いられる表記)
  • 1024 GB = 1 TiB(バイナリ単位、OS やハードウェアの容量表示でよく見られる)

本稿では読者が混乱しないよう、「TB」=1000 GB と定義し、併せて 1024 GB 換算(TiB) の目安も示します。

2‑2. 総プール容量の算出式

シナリオ別計算結果(ユーザー数=10・50・200 人)

ユーザー数 プラン 総容量 (TB, 1000 GB基準) 総容量 (TiB, 1024 GB基準)
10 Starter 0.30 TB (≈0.29 TiB) 0.29 TiB
Standard 20 TB (≈19.53 TiB) 19.53 TiB
Business Plus 50 TB (≈48.83 TiB) 48.83 TiB
50 Starter 1.5 TB (≈1.46 TiB) 1.46 TiB
Standard 100 TB (≈97.66 TiB) 97.66 TiB
Business Plus 250 TB (≈244.14 TiB) 244.14 TiB
200 Starter 6 TB (≈5.86 TiB) 5.86 TiB
Standard 400 TB (≈390.62 TiB) 390.62 TiB
Business Plus 1,000 TB (≈976.56 TiB) 976.56 TiB

ポイント:ユーザー数が増えるほど、プラン別の「容量あたりコスト」は Business Plus が相対的に有利になります。

3. コストシミュレーション(月額合計)

ユーザー数 プラン 月額合計 (円)
10 Starter ¥6,800
Standard ¥13,600
Business Plus ¥20,400
50 Starter ¥34,000
Standard ¥68,000
Business Plus ¥102,000
200 Starter ¥136,000
Standard ¥272,000
Business Plus ¥408,000

コストと容量のバランス感覚

規模 推奨プラン例 理由
小規模(10 人未満) Standard もしくは Starter 30 GB の個人上限で十分な場合が多く、コストを抑えられる。大容量ファイルが頻出なら Standard が安全。
中規模(50–150 人) Business Plus 推奨 1 TB 超の共有ドライブ容量が必要になるケースが増えるため、容量単価で有利になる。
大規模(200 人以上) Business Plus 必須 5 TB/ユーザーという上限は、長期的なデータ増加に対して最もスケーラブル。

4. 共有ストレージプールの正しい理解

  1. 個人用 Drive(My Drive)
  2. 各ユーザーはプランで定められた上限までしか保存できません(例:Starter は 30 GB)。
  3. Shared Drive(共有ドライブ)
  4. 組織全体の「プール容量」=ユーザー数 × プラン上限 が適用されます。
  5. 任意のメンバーがこのプールから好きなだけ領域を使用でき、個別上限は実質的に存在しません(ただし、管理者がファイルサイズやアクセス権で制御可能)。

公式ドキュメント抜粋(2024 年版)
「Business Standard および Business Plus のストレージは組織全体でプールされ、ユーザー数に応じて自動的に拡張されます。個人用 Drive は各ユーザーの上限が適用されます。」

この仕組みを正しく把握すれば、「ユーザー増加=ストレージ自動増」 というシナリオが成立し、将来的な容量追加費用を予測しやすくなります。

5. 実務での活用事例と効果

業界・ケース 活用シーン 主な効果
映像制作会社(30 人チーム) 大容量動画素材の共同編集 Business Plus に移行後、外部 NAS の維持費を約 40 % 削減。プロジェクト単位で即座に容量確保が可能になった。
医療系スタートアップ(15 人) 法令遵守のための長期データ保存 Business Standard の 2 TB プールで 3 年分の画像データを一元管理。オンプレミスバックアップサーバー削減により年間運用コストが ¥1,200,000 節約。
マーケティング部門(50 人) Gemini AI によるレポート自動生成 800 GB の過去キャンペーンデータを Business Plus に集約し、AI 分析時間を 60 % 短縮。

5‑1. Gemini AI 連携のポイント

  • データアクセス:AI が参照できる範囲は組織全体のストレージに依存するため、プール容量が大きいほど分析対象が広がります。
  • コスト最適化:AI 処理自体は別途課金されますが、データ転送や外部ストレージ利用を削減できる点で総合的なコストダウンにつながります。

6. 導入時の留意点

項目 注意点
料金変動リスク Google は年に数回、プランや価格を見直すことがあります。長期契約(2 年)で固定価格が取れるかどうかは営業担当と確認してください。
ストレージ上限の誤解 「5 TB/ユーザー」は個人用 Drive の上限ではなく、共有ドライブ全体で利用できるプール容量です。個別ファイルサイズ(最大 5 TB)にも注意が必要です。
データ移行コスト 既存の G Suite データを Business Plus に統合する場合、API ベースの自動化ツールやサードパーティ製 Migrate ツールが有効ですが、ライセンス費用が別途発生します。
コンプライアンス 医療・金融など特定業界では「データ所在地」要件があります。Google のリージョン指定オプション(米国/欧州/日本)を活用してください。

7. FAQ(よくある質問)

  1. Q: Business Standard と Business Plus の違いは容量だけですか?
    A: 主な差異はストレージ容量と一部高度セキュリティ機能(eDiscovery、情報ガバナンス)です。Business Plus では「Vault」や「Advanced Endpoint Management」も利用可能です。

  2. Q: 「ユーザーあたり 5 TB」の上限に達したらどうなる?
    A: 個人用 Drive の保存は 5 TB が上限です(Shared Drive はプール容量の範囲内で自由)。上限を超えると新規ファイルのアップロードができなくなりますので、管理者は定期的に使用状況をモニタリングしてください。

  3. Q: 1000 GB と 1024 GB のどちらを基準にすべき?
    A: Google が公式に示す「TB」は 1 TB = 1000 GB です。システム管理者が OS レベルで容量を見る場合は TiB(1024 GB)になるため、両方の数値を把握しておくと誤差による混乱を防げます。

8. 次のアクションプラン

  1. 自社データ量の棚卸し
  2. 現在の Drive 使用量(GB)と将来予測(年率増加%)を算出。
  3. シミュレーション実施
  4. 上記表の計算式に自社ユーザー数と成長率を当てはめ、3 年間の総コストを比較。
  5. 公式情報の最終確認
  6. Google Workspace の料金ページまたは営業担当者へ最新プラン情報を取得。
  7. トライアル・パイロット実施
  8. Business Plus の 30 日無料試用(対象企業限定)で、共有ドライブの容量と Gemini AI の効果を評価。

まとめ

項目 内容
プラン別上限 Starter 30 GB / Standard 2 TB / Plus 5 TB (ユーザーあたり)
月額料金 ¥680 / ¥1,360 / ¥2,040(税抜)
ストレージ計算方式 ユーザー数 × プラン上限 → 組織全体の Shared Drive プール容量
コスト‑容量バランス 小規模は Starter/Standard、200 人以上の大規模は Plus が最も費用対効果が高い
実務メリット 大容量共同編集、長期バックアップ、Gemini AI 連携による業務効率化

結論:2026 年まで現在のプランと価格が据え置かれると仮定すれば、組織規模が拡大するほど Business Plus の「5 TB/ユーザー」プールはコストパフォーマンスで優位に立ちます。ただし、公式情報の更新や為替変動による価格変化リスクを踏まえ、導入前に必ず最新情報をご確認ください。

スポンサードリンク

-GoogleWorkspace