Contents
1. MCP資格の更新概要
1‑1. 更新対象と対象期間
Microsoft Certified Professional(MCP)やロールベース認定資格は、有効期限の180日前から無料のオンライン評価で更新できます。
- 対象資格例:Azure Fundamentals (AZ‑900)、Microsoft 365 Fundamentals (MS‑900) など
- 更新開始時期:資格が失効する日から遡って6か月前(=180日)以降に受験可能
- 有効期限の延長:合格すると、元の失効日からさらに 1年間 延長されます
1‑2. 更新に必要な要件
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 受験形式 | 完全オンライン、選択式・ドラッグ&ドロップ中心の評価(実技試験は不要) |
| 所要時間 | 約30分程度(認定資格により多少前後) |
| 合格基準 | 70%以上正解で合格とみなされる(一部例外あり) |
| 費用 | 無料(Microsoft が提供する更新評価のみ) |
2. Microsoft Learn での更新手順
2‑1. ポータルへのサインイン
- ブラウザで https://learn.microsoft.com にアクセス
- 右上の プロフィールアイコン をクリックし、Microsoft アカウントでサインイン
※シングルサインオン(SSO)を利用しているため、Office 365 や Azure AD の認証情報がそのまま流用されます。
2‑2. 資格一覧から更新を開始
- サインイン後、左メニューの 「資格証明」 → 「認定資格」 を選択
- 「所有する資格」の一覧に対象資格が表示されていることを確認
- 該当資格の右側にある 「更新」 ボタンをクリック
2‑3. 評価画面での操作ポイント
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 利用規約の同意 | 初回はチェックボックスで同意し、「開始」 をクリック |
| 問題回答 | 出題される 10〜15問を順に解答(時間制限なし) |
| 結果表示 | 回答完了後すぐに合否が画面上に表示。合格時は新しい有効期限が自動で更新されます |
合格後は「資格詳細」ページに 「有効期限:YYYY年MM月」 が反映されることを必ず確認してください。
3. メール通知からの簡易更新フロー
3‑1. 通知メールの見分け方
- 件名例:「MCP資格の更新のお知らせ」
- 送信元は Microsoft Learn(learn@microsoft.com)
- 本文中に緑色の 「認定資格を更新する」 ボタンが配置されています
3‑2. ワンクリックで評価ページへ
- メール内ボタンをクリック → ブラウザが自動的に Microsoft Learn の更新評価ページを開く
- 既にサインイン済みの場合はそのまま問題画面へ遷移、未サインイン時はログイン画面が表示されます
この方法は 「メール受信 → クリック → 完了」 の 3 ステップで完結するため、忙しいときでも手軽に更新できます。
4. アカウント統合とトラブルシューティング
4‑1. 旧 MCP ID と現在の Microsoft アカウントをリンクする公式手順
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| ① リンクページへ | Learn の「プロフィール」→「資格証明」画面下部にある 「アカウントをリンク」 をクリック |
| ② MCP ID 入力 | 数字だけの旧 MCP ID(例:12345678)を入力し 「次へ」 |
| ③ 確認コード取得 | 登録済みの旧メールアドレスに 6 桁~8 桁のワンタイムコードが送信されるので入力 |
| ④ Microsoft アカウント選択 | 現在使用中の Microsoft アカウント(例:user@contoso.com)を選び、リンク完了を確認 |
公式情報は Microsoft Learn – アカウントリンク に掲載されています。
4‑2. よくある認証エラーと対処法
| エラーパターン | 原因例 | 解消手順 |
|---|---|---|
| キャッシュ・クッキーが残っている | 古いサインイン情報が競合 | ブラウザのキャッシュとクッキーを削除、またはシークレットモードで再度アクセス |
| 別アカウントでログインしている | 複数 Microsoft アカウントを併用中 | 右上アイコンから 「サインアウト」 → 正しいアカウントで再サインイン |
| MCP ID と MCID が未リンク | 資格情報が紐付いていない | 手順 4‑1 を実行し、リンク状態を確認 |
4‑3. 資格が表示されない・未更新として扱われるケース
- MCID の確認:Learn の「プロフィール」→「資格証明」で自分の MCID(例:123456789)が正しく表示されているかチェック
- リンク再実施:手順 4‑1 をもう一度行い、完了メッセージが出るまで繰り返す
- サポートへの問い合わせ:Microsoft の公式サポートフォーラム(Microsoft Learn Community)で「資格が表示されない」旨を報告し、MCID の再同期を依頼
5. FAQ(よくある質問)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 更新は何回でも受けられますか? | はい。失効前の180日以降であれば、毎年繰り返し無料評価を受験できます。 |
| 合格基準が 70% ではない資格がありますか? | 一部高度なロールベース認定(例:Azure Solutions Architect)では 80% が目安となります。該当資格のページで必ず確認してください。 |
| 評価中に回線が切れたらどうなる? | 評価は自動保存されません。再度「更新」ボタンから最初から受験する必要があります。 |
| 失効後でも評価は可能ですか? | 失効日を過ぎても評価は受けられますが、合格した場合の有効期限は 新たに1年(失効日基準ではなく)になります。 |
6. まとめ
- 更新期間は有効期限の180日前から、無料オンライン評価で手軽に実施可能
- Microsoft Learn の認定資格タブから数クリックで開始でき、合格すれば自動的に有効期限が1年延長されます
- メール通知を利用した ワンクリック更新 は最もシンプルな方法です
- 旧 MCP ID と現在の Microsoft アカウントは必ずリンクし、認証エラーや資格未表示のトラブルを防止しましょう
公式情報は常に learn.microsoft.com の最新ページをご確認ください。
本記事は 2024 年 4 月時点の Microsoft 公開情報に基づいて作成しています。